2015年3月21日（土）に憲法講演会を開催します
演　題　『集団的自衛権関連法案を許してはならない～あなたの子や孫を戦争に行かせないために～』

憲法9条のもと、日本は戦争をしない国を貫き、目ざましい経済発展を遂げ、世界平和に貢献してきました。日本は平和先進国として、そのお手本を21世紀国際社会に広め、国際社会に平和と豊かさをもたらすために貢献することが国際社会から期待されています。
ところが安倍政権は、「積極的平和主義」の名のもとに、2014年7月集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行い、2015年春以降には集団的自衛権関連法案を国会に上程しようとしています。日本は「平和先進国」から「戦争をする国」に変えられようとしています。私たちは岐路に立たされています。
講師の柳澤協二さんは、防衛審議官、防衛庁長官官房長、防衛研究所所長などを経て、小泉、安倍（第一次）、福田、麻生政権で安全保障・危機管理を担当する内閣官房副長官補として政府の中枢に身を置き、自衛隊のイラク派遣などの安全保障戦略の実施を支えられた方であり、日本の安全保障問題について最もよく知っておられる方であるといえます。
柳澤さんは、最近出版された著書の中で、「かつて政府の中にいた人間として、今の自分が果たすべき使命は、政府のやっていることがおかしいと思ったら、『なぜ、おかしいか』ということを国民に伝え、同時に政府に対して問題提起もする、そういう中間的なつなぎの役割にあると思っています。そうした観点からすると、集団的自衛権をはじめとする今の安倍政権の安全保障政策は、あまりにも問題が多すぎる、と言わざるを得ません。」と述べておられます。（『亡国の集団的自衛権』より）
柳澤さんから、岐路に立つ私たちに、これから「どうすればいいかの情報」が提供されるものと期待しております。
講演会終了後、会場にて、柳澤さんの著書のサインセールを実施致します。
一人でも多くの方のご参加を心よりお待ちしております。

主催　新潟県弁護士会
共催　日本弁護士連合会・関東弁護士会連合会

【入場料】
無料　　申込:不要
【日　時】
2015年3月21日（土）
開場:13時30分
開演:14時00分　（16時30分終了予定）
【会　場】
三条市総合福祉センター　多目的ホール
三条市東本成寺2-1
電話　0256-33-8511

【講師紹介:柳澤協二さん】
1946年、東京都生れ。元内閣官房副長官補。
『亡国の安保政策-安倍政権と「積極的平和主義」の罠』『検証 官邸のイラク戦争-元防衛
官僚による批判と自省』（以上、岩波書店）、『抑止を問う』（共著、かもがわ出版）『自分で
考える 集団的自衛権 若者と国家』（青灯社）、『亡国の集団的自衛権』（集英社新書）他著書多数

3月21日憲法講演会　チラシこちらからどうぞ

憲法講演会.pdf