001/202212/logo.png@alt

お知らせ

3月23日 憲法講演会「揺れる世界秩序の中で 平和を守るために本当に必要なこと~憲法9条に自衛隊を明記すれば私たちの安全は守られるのか~」のご案内

 変動する国際情勢の中で私たちの平和と安全を守るために本当に必要なことは何なのかについて、国際法の専門家からお話しいただく講演会を企画しました。

 憲法改正に関して、安倍首相は、2017年5月3日の読売新聞インタビュー記事の中で、「北朝鮮を巡る情勢が緊迫し、安全保障環境が一層厳しくなっている」ことを理由の一つとして挙げて、憲法に自衛隊を明記する案を提示し、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい。」と述べました。
 本年(2019年)年1月6日放送されたNHK番組においても、安倍首相は2020年の改正憲法施行を目指す気持ちに変わりはない旨を述べています。
 こうしたことから、本年は、憲法に自衛隊を明記する憲法改正提案に関する議論が国民的テーマになる可能性があると考えられます。

 ところで、憲法に自衛隊を明記する案に関しては、一方では、「日本が憲法に自衛隊を明記することは、周辺諸国との間の軍事的緊張を高めることになり、平和を守ることにならない」との意見があり、他方では、「自衛隊を憲法に明記することは、戦争をしないための抑止力を高めるために必要である」とする意見もあります。
 このように国際関係の中での平和の守り方について意見が分かれているなかで、2018年4月には南北首脳会談と板門店宣言、同年6月には米朝首脳会談と共同声明がなされ、本年2月にも米朝首脳会談が行われ、朝鮮半島情勢が変わりつつあるようにみえます。

 当会は、このような状況を踏まえて、変動する国際情勢の中で私たちの平和と安全を守るために本当に必要なことは何なのかについて、国際法の専門家から分かりやすく説明していただく機会を設けることが必要であると考え、今回の講演会を企画しました。
 講師の山田寿則さんの論考「北東アジアの核情勢と紛争の平和的解決への道筋」が、別冊法学セミナー『9条改正論でいま考えておくべきこと』(2018年10月発行)に収められています。この論考を読むと、山田さんのお話を聞いてみたくなります。
講演会の案内は下記です。

日時 2019年3月23日(土)14時~16時(13時半開場)
場所 新潟ユニゾンプラザ 4階大研修室
   (新潟市中央区上所2丁目2番2号)
参加料 入場料無料 参加申込不要

チラシはこちらからダウンロードできます。

憲法講演会「揺れる世界秩序の中で 平和を守るために本当に必要なこと~憲法9条に自衛隊を明記すれば私たちの安全は守られるのか~」の開催チラシ


ページトップへ

page top