2017年11月3日 井手英策講演会 「分断社会を考える~日本に本当に必要なもの~」開催のご案内
現在、日本社会では様々な「分断」が生じています。年金受給額の不公平性をめぐ
る若年者と高齢者の分断(世代間)、衰退する地方と都市との分断(地域間)、平均
所得の高低をめぐる男女間の分断(性別間)、納税を強いられつつ受ける公的給付は
相対的に低くなる高所得者、中間層と低所得者層との分断(所得階層間)等々、日本
社会には様々な分断が存在します。
こうした中、分断を乗り越えるためには、教育・住宅・医療・介護等を現物給付と
し、かつ、当該給付をあらゆる階層に及ぼし、全階層を受益者とすることが必要であ
るという財政戦略が注目を集めています。
そこで、当会としては、当該分野の研究で有名な慶応義塾大学の井手英策教授を招
いて下記講演会を開催することとしました。分断が生じてしまう原因や背景の解説、
分断を乗り越えるためにあるべき財政の考え方等を分かりやすく説明して頂き、その
上で、皆様一人ひとりが、「自分たちが暮らす社会においてあるべき財政とはどのよ
うなものか」考えて頂く契機をつくりたいと考えました。
是非多くの皆様にご参加をお待ちしております。
記
日 時 11月3日(金)14時開演(13時30分開場)
場 所 新潟市中央区上所2丁目2番2号
新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール
※駐車場の数に限りがあります。可能な限り公共交通機関のご利用をお願い致します。
入場無料・予約不要(当日先着順:定員448名)
講 師 慶応義塾大学経済学部 教授 井手英策 先生
お問合せ先 新潟県弁護士会 電話025-222-5533